<吉田松陰>獄中から兄宛ての年賀状 下関の収集…/最新ニュース

▲毎日新聞より転載
幕末の思想家、吉田松陰(1830~59)を祭る松陰神社(山口県萩市)所蔵の文書類のうち散逸していた賀状とみられる書簡が同県下関市の男性方で保管されていたことが分かった。獄中から実兄の杉梅太郎に宛てた1855(安政2)年1月1日付で、縦23.4センチ、横33.5センチの和紙に「雑煮満腹腹雷鳴」(雑煮で満腹になり腹で雷が鳴る)などの漢詩もつづられている。同神社は「特徴などから本物に間違いない。獄にいても明るさを失わない松陰と家族の強い絆が感じられる」と再会を喜んでいる。
古書収集家、長岡完治さん(53)が約10年前、東京都内の百貨店であった古書市で購入した。新年のあいさつで始まり「今朝食雑煮」(今朝雑煮を食べ)「山亭ニての如し 是戯謔之初、初笑々々」(昔の杉家の事のようです。これはおどけの始めです。初笑い初笑い)などと書かれている。
同神社によると、写しや文言は「吉田松陰先生遺墨帖(いぼくちょう)」(1926年、山口県阿武郡教育会発行)や「吉田松陰全集」(35年発行、山口県教育会編)にあり、和紙のほつれやシミなどの特徴が一致した。投獄先は一種の隔離施設で、差し入れや書状のやり取りなどは自由にできたという。賀状は40年代前後にかけて紛失したらしい。
続く・・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120102-00000005-mai-soci
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