こんにちは。天乃那美(あまのなみ)と申します。
古事記や東洋思想、帝王学をベースに、
日本の心、やまと心を伝えています。
そして、自分らしく生きるためのプロデュースやカウンセリングを行っております。
この度、『一般社団法人やまと心教育協会』を立ち上げたことを機に、『やまと心まつり』を開催することにいたしました。
少し長くなりますが、以下に開催の思いを記させていただきます。
天乃那美(やまと心教育協会 代表理事)
◆なぜ私が「やまと心を思い出さなくちゃいけない」と思ったのか?
「やまと心教育協会」を設立した目的は、
「日本人が、やまと心を取り戻し、真に元氣のある生き方をし、日本の未来を活性化することができるよう、社会貢献する生き方となることに寄与する」ためです。
では『やまと心』とは、何でしょう。
それは、縄文時代より受け継がれてきた、
自然信仰から始まり、人と自然、人と人とが共存共生する
「調和した和の心」のことです。
日本人は、
西洋人のように自然を征服しようと考えず、自然と共に生きることを選択してきました。
自然の中で生かされている命に感謝をし、祈りを捧げ、目の前にあるモノや命に、有難さを感じながら生きてきました。
◆これまでの人生を振り返ると
実は、わたくしはこれまで・・・
全く逆の生き方をしてきました。
感謝ができず、自分のことを“生かされている命”と思ったこともありません。
ご先祖様がいることさえも、解っていませんでした。
神棚やご仏壇にお祈りをしてはいました。
お盆や命日にお墓参りをしてはいたのですが……
何も解っていなかった。
現実には両親がいて、その祖父母がいて……と、身近な人との上に繋がる関係は知っていても、肚(はら)では何も解っていなかったのです。
そして常に、自分が正しいと思い込み、自分の思う通りにしようとしていた、非情に傲慢な人間でした。
しかし今、それは、自分に自信がない表れだったことに気づきました。
他人に、弱い自分を見せたくない。
解らないことがあっても、知ったふりをしていました。
瞬間湯沸かし器的な、安易な感情で動いていました。
自分の考えを正しいと思い込み、人を説得させようとする浅はかな考え。
社会人の時も、子育てにおいても、それをしていました。
そんな自分が許せない。
本当は大嫌いでした……。
◆私が「変わりたい」と思った時のこと
こんなわたしは、変わることなんてできっこない。
この生き方が、この考え方がわたしなのだから、変わることなんてできると思えない。
今世のわたしは、こんな人生なのか。
来世は、もう少しましに生きたい。
もう少し、イキイキと生きてみたい。
そう思っていました。
自分の人生を、諦めていたのです。
23歳の時に、父が他界しました。
この時、人は死ぬけど、親が死ぬとは思ってもいなかったので、立ち直るまで3~4か月かかりました。
少し前に、母が他界しました。
この時、人の幸せとは、何なんだろう?生きるとは?死とは?
人生って、何なんだろう・・・
と、考えるようになり、
同時に、
自分の人生を変えたい。
もっと、心穏やかに生きたい。
初めて、自分の人生が生きづらいということに氣がつき、
心から変わりたい!と思い
お金と時間を使って懸命に學び始めました。
それによって解ったことは、
過去のわたしの考え、言動は、
「社会や環境が、それを生み出している」・・・ということです。
人は、おぎゃーと『無』で生まれてきて、
その後何十年もかけて、様々な情報や教育によって、刷り込まれていきます。
戦後、自国を否定するように教育され、過去と現代の日本が切り離されてしまいました。
日本の歴史をはじめ、家族の分断、教育の分断等、あらゆるものが分断されました。
その結果、
日本に生まれたのに、日本人として生きていない人が増えたように思います。
自国を否定する教育が正しいとされ、正しい国史を學ばせないことが、正しいとされている。
「あなたたちのおじいちゃん、おばあちゃんは、世界にとんでもないことをした。戦争をした日本は、世界中に大変な迷惑をかけた。あなたの国は、そのような祖先を持ち、あなたは、その国に生まれたのです………」。
このようなことを教え込まれ、刷り込まれ、自分の国を好きになるだろうか?
自分たちのご先祖を、尊敬できるだろうか……?
自分を好きになるだろうか……?
◆世の中も自分も肯定する
否定からは、何も生まれません。
(これまで、自分で自分のことを否定していたからこそ、非常によく解ります。)
しかも、否定していることにさえ、氣がつかない。
それが現代の日本の姿なのです。
現代人の多くは、日本人として生きていない。
『自分』を肯定して生きていない。
「生ききる」生き方をしたいが、その方法が解らないから、目の前の快楽や欲望にだけ走ってしまう。
はじめは、少しの快楽で満足したが、慣れてくると、物足りなくなり、もっともっと・・・となる。
誰もが、人として生まれてきたのだから、己の魂と合致するような充実した生き方をしたいと、自分の魂は思っている。
でも、それを導いてくれる人がいない。
仕方がないので、目の前の簡単な快楽で、コトを済ませようとしている。。。
人が築き上げた近現代の文明は、かつての暮らしからは考えられないほどの豊かさをもたらしましたが、
その一方で、社会や環境にさまざまな歪みを生み出しました。
歪みは、不和を生み、心の荒廃、身体の不調、環境の破壊等、わたしたちに大きな影響を与えています。
こうした問題は、すべてわたしたち達人間が築いてきたのです。
いつしかわたしたちは
「自分さえよければよい」という欲、
人間だけが一番偉いと思い込み、
自然の中で生かされていることを忘れ、
自然をないがしろにし、
合理的思考に走り過ぎていないでしょうか。
◆今のわたしたちに必要なことは何か?
今のわたしたちに必要なことは、
日本人として生きるため、
自分の人生を生ききるため、
わたしたちの中に眠っている『やまと心』を思い出し、
失ってしまった“大切なモノ”を取り戻すことではないでしょうか。
神話や国史から學び、
わたしたちのDNAに刻まれている『やまと心』を思い出すことではないでしょうか。
わたしの人生は、ようやく好転してきたように思います。
未来の子どもたち、孫、曾孫たちへ繋いでいくために、
未来永劫、日本の真の姿を継承していくために、
新しい時代を創造し、
人生は、自らの人生の主人公として、
たくましく生きていく人を育成していきたいと思っています。
「古事記」の内容を知っている人はいますが、
わたしが伝える「古事記」は、少し違います。
国史や心、この国の成り立ちも伝える、
唯一無二の『やまと心的古事記』です。
人は点でなく、繋がり、自らの人生の中に古事記の心が育まれて、
人生が好転、開運していくのです。
◆やまと心教育協会のビジョン
「やまと心教育協会」では
以下の計画をもとに活動していきたいと考えています。
- やまと心の教育
- やまと心の拡散
- やまと心の伝承
<具体案>
・やまと心を広く伝播、継承のための『やまと心まつり』各種イベントの開催
・古事記を心で伝える「古事記マイスター」の育成
・古事記や国史、東洋思想等を軸にした思想の講座(啓蒙)
・子供たちに古事記の読み聞かせ、日本の成り立ちの伝承
・国内外での伝承 ⇒ 学校、企業、公共団体での学習、講演、公演
・超開運神社ツアー(本来の神社との関わりを知り、己を知り、神社を知る)
・他、目的を達成するために必要な事業
正しい歴史観の元、日本の心を學び、やまと心を繋げる
過去を知り、現在を生き、未来に繋げる
どうぞ、ご賛同頂ける方は、お気軽にご参加をお願い申し上げます。
天乃那美
★メール:info@yamtogokoro.net